ポケベルが鳴らなくて恋が待ちぼうけしていた時代を思い出してみる

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ポケベル。正式名称はポケットベル。

若者は恐らく使った事ない伝説の通信機器。

自分が利用していた記憶を辿る。

 

「学校にポケベルは禁止!」

教師のそんな言葉と共に教室で鳴り響く電子音。

今じゃ考えられないゴツイ携帯を持った友人もいたけど、そんなのは極僅か。みんなポケベルだ。

確か12文字程度のメッセージが送れる時代だった。

 

そう。たったの12文字。

 

今のTwitterに浸食されてしまったこの世界の人間では誰も生きていけないだろう。俺(@luck_lifestyle)もその例外ではない。昔取った杵柄は通用しない。

 

公衆電話ボックスに10円玉を握りしめ、頭を振り絞って考えた言葉を打ち込む。通称ベルうち。

今となってはスマホでフリック入力もできない。

LINEの返信もかなり遅い。もっと言えば返信すらしない事が多い悪い大人になってしまった。

でも当時はセナか俺かともっぱらの噂だった。

 

だが速さだけではなく、正確性も重要だ。

相手の持っているポケベルによって打ち込む数字は同じでも、表示される記号が変わってしまう。

恐ろしいシステムだが、そんな危険性も自分には全く関係なかった。

歴戦のベルうちを乗り越えた指が覚えている。

誰がどんなポケベルなのか完璧に覚えている。

契約変更した奴は絶対に許さない。

ポケベルが鳴らなくて恋が待ちぼうけしている。ねえ、あなたは今どこで何をしているの?

 

ポケベルと言えばこの歌を思い出す。

そう。妹が初めてカラオケで歌った曲だ。

今でも鮮明に思い出せる様な気がする。

 

でも恋を待ちぼうけなんてさせやしない。

 

たった12文字で最大限の愛を伝える。

14、5歳とはいえ心に響く言葉は心得ている。

素早く、だが確実にプッシュしていくわけだ。

 

「アイシテル」

まずは自分の気持ちを素直に伝える。

 

「ニホンイチアイシテル」

愛の大きさを表現する。

 

「セカイイチアイシテイル♡」

日本ではこの愛をおさめきれない。

 

「ウチュウイチアイシテル♡」

地球は狭すぎる。

 

そういう事だ。

愛は電話ボックスでスピード出世する。

 

事実は時として恐ろしい。

子供に過度な期待はしてはいけない。

所詮は子供の考える愛の言葉。

言葉は経験と共に磨かれる。

そして年齢が深みを彩る。

 

恋は待ちぼうけしない。

待ちぼうけなんてさせやしない。

待ちぼうけなんてさせるはずがない。

 

言葉にしないと何も伝わらない。

何も言わなくても伝わるなんて大間違い。

ポケベルからは大事な事を学んだ。

恥ずかしくても全力で愛を伝えていこう。

 

おわり。

 

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ではでは、おしまい。

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