ワールドカップはカズダンスを踊る絶好のチャンスだという事に気が付いた。

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サッカーワールドカップ。

2018年7月3日午前3:00 日本VSベルギー。

 

めちゃくちゃ盛り上がった。

仕事から帰宅。午前2時半にアラームかけて就寝。

お菓子とジュースを用意して観戦準備も万端。

後は日本の勝利を応援するだけだった。

 

試合開始のホイッスル。

それと同時に開かれるポテトチップスとコーラ。

ハリルは体脂肪にうるさかったけど西野はそんなことは言わない。

勝利を信じて全力で日本を応援した。

 

・・・そして日本は負けた。

 

冷静に考えて勝っても負けても自分の生活には影響はない。そう自分に言い聞かせるも押し寄せる絶望感に寝れずにもだえ苦しんだ。

なんだか満員電車に揺られて出勤する気持ちにもなれず、タクシー出勤をした。胃もたれもひどく気分も最悪だった。

 

そんな状況で試合の光景が何度も頭に甦る。

2点リードの素晴らしい展開とその後の絶望を。

何度も繰り返し思い出す試合。自分の応援。

 

思い出す中で重要な事に気が付いてしまった。

勝っていたらきっと忘れなかった。

負けたことで記憶から抹消されてしまった真実。

 

そう、俺はあの時カズダンスを踊った。

 

ワールドカップとカズダンス

 

カズ世代、というわけではない。

ただ全盛期を知っていることには違いない。

もちろんカズダンスも何度も見たことはある。

 

ただ見た事があるのと自分がやるのは全然違う。

今まで生きてきてカズダンスをした事はない。

むしろカズダンスを踊りたいと思ったこともない。

点を決めたらカズダンスじゃなくてリングにキスしたい。たぶんそう思っていた。

 

でも現実は違った。

負けた事で封印していた試合の記憶をひもどく。

 

・・・・

 

後半、カウンターで柴崎の前線へのパスが相手選手に触れながらも原口に通る。そして少し溜めて放ったシュートはゴール左に突き刺さった。

 

一気に大興奮。

ガッツポーズで嫁と喜びを分かち合う。

どうやらまだカズダンスは踊ってないようだ。

テンションはどんどん上がっていく。

 

それから4分後。

エリア手前のこぼれ球を香川が巧みにキープ。

そしてそのボールが乾へ。

乾はエリア手前で右足を思い切り振りきる。

無回転のミドルがゴール右端に突き刺さった。

 

時はきた。

 

テンションがMAXまで上がり切った体は無意識でそのエネルギーを放出すべく自由自在に暴れまわる。ランダムかに思われたその動きは、徐々に一つの形としてその存在をあらわしてくる。

 

そう。カズダンスだ。

 

生まれてこのかた見た事のない全力のカズダンス。

普段は冷静に突っ込みを入れてくる流石の嫁も、

 

「なにそれ!?なにそれ!?」

 

と興奮を隠せない。

その言葉は更に自分をヒートアップさせていく。

乾のスーパーゴールに酔いしれる。初めは確かにそうだったはずが、いつしか自分が全力でカズダンスを踊っていることへの高揚感に酔いしれていた。

 

点を決めたらリングにキスしたい。

いやそんなのは嘘だ。

 

カズダンスは人間のテンションが頂きに到達した時に放たれるアクションであり、全力で喜んでいる証明でもある。正確にはあれは「カズダンス」ではない。「歓喜の舞」なのだ。 

 

ワールドカップは自分に重要な事を教えてくれた。

「人間は全力で喜ぶとカズダンスをする」

そしてワールドカップはその絶好のチャンスでもあるのだ。

 

おしまい。

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