SF漫画「ふたりぼっち戦争」が全3巻で完結。最終回の感想とネタバレ。

 

ジャンプスクエアで連載されていたSF漫画「ふたりぼっち戦争」が全3巻で完結しました。

2巻まで読んで「これからの展開が楽しみ」といった感想も、思ったより早いペースでの最終回。

これはもしかして打ち切りだったり?だとしたらどんどん面白くなる予感がしたのにもったいない!

 

でも気になる展開で終わった2巻の伏線や謎はしっかりと回収されていたので良かった。少し情報量が多い連載回も3巻の中にはあったけど(笑)

きっとまだまだ描く事はあったんだろうなとは思うけど、個人的にはこれはこれでまとまった終わり方になっているかなと思う。

 

ここで簡単に物語のあらすじ紹介。 

 

ワシントンDCが未知の生命体である「イドラ」に突然襲撃され68万人が命を奪われた。人類は「イドラ」に対抗する手段として、人間が遠隔操作で動かす生体兵器「アルカナ」を作り出す。

 

そして物語は10年後。

姉アンナと二人暮らしをしている主人公イリヤ。

 

事故による影響で車椅子生活をいるが「アベンジャー」というアルカナに命を救われた事で、自身もアルカナを目指して適正試験を受け合格。初めて遠隔操作でユニットを動かし感動するも残酷な真実を知る。 

それは操作するユニットは親や兄弟ではないと動かせないという事。つまり自分が遠隔操作していたのはイドラ細胞を脳に移植された姉アンナだった。

「半イドラ」状態と呼ばれ、スイッチをいれなければ通常通りの「人間」としての生活ができるが、イドラとの戦争で姉を失う事になるかもしれない。イリヤは悩みながらも姉の命を預かり戦う事を決意する。

 

 

 

そんな中サポートしてくれていた仲間が、イドラとの戦いでユニットである家族を失ってしまう。改めて死と隣り合わせにいる事を実感するイリヤ。

しかしユニットである家族を失いプレイヤーを引退する仲間から、彼らがこれまで研究してきた歴戦のデータを託され、世界を守っていく事を新たに決意する。

 

そして託されたデータをもとにイリヤは「進化」に成功する。だが「進化」とはユニットのイドラ細胞が活性化し、よりイドラに近づく事だった。

場合によってはユニットは人に戻れなくなり、そうなったユニットは地下に閉じ込められる事になる。イリヤが憧れていた「アベンジャー」も既にイドラ化し隔離されており、遠隔操作していたプレイヤーは引退している事実も知るのだった・・・。

 

かなり省略してるけどこんなあらすじ。

漫画の中では遠隔操作とは紹介されているも、実際はユニットとリンクして自分が動いている様なイメージ。パイロット的な感じの方が分かりやすいかも?

そしてここからはあらすじから話が一気に飛んで、最終巻である3巻のネタバレ+感想です。読みたくない方は戻ってくださいね!

「ふたりぼっち戦争」3巻ネタバレ

 

イリヤはユニットである姉アンナとのリンクが切れてしまいイドラに敗北し、アンナは地上に墜落。

そして墜落した場所には黒い球体があり、その中で意識を失っている姉の姿。

 

ここで2巻は終わっていました。

気になる展開。いいとこで終わるなあって感じ(笑)

では3巻はどうなったのかネタバレしていきます。

 

レーダーを無視するステルス機能に、ユニットとのリンク率を下げる能力を持つイドラ。これまでにない強敵に対策本部も動揺を隠せない状態。しかしここで研究員から衝撃の事実が告げられます。

なんとリンク率を下げているのは電波妨害が原因でイドラによるものではなく、しかもそれは味方である研究所から発信されているとの事。

 

犯人はジェフでした。

 

ジェフは地上に降り立ったイドラを「ジェシカ姉さん」と呼びかけます。しかし別のアルカナによってそのイドラは倒され、ジェフは拘束されてしまいます。

 

画面は変わって。

黒い球体の中から救い出されたアンナ。

目が覚めると研究員から名前や家族構成など簡単な質問を投げかけられます。いつもと違う雰囲気を感じながらも、問題なく答え自覚的な記憶には問題ないと判断されます。何かの検査をしている様子。

次に数枚の破壊された部屋の写真を見せられるも、特に反応はなし。

最後にストレス検査として、イリヤが銃を持った男に殴られる場面を見せていきます。アンナが「やめてくれ」と叫ぶも男は手を止めず殴られ続けるイリヤ。

 

「殺すぞ」

 

アンナの感情が昂っていきます。

この検査は脳をイドラ細胞に支配されていないかを確認するものでした。見せられた写真の破壊された部屋は昏睡状態のアンナによるもので、「自分がやった」という自覚が無いのでその可能性が非常に高い状況。

その確認のためにイリヤは男に殴られる役で協力していたのでした。イリヤは「姉さんが人類の脅威になるわけない」と心から信じています。

 

しかし。

 

イリヤの目に映ったのは激高しイドラ化した姉の姿。

危険と判断されアンナは隔離される事になります。

イリヤはルドルフ司令に納得できないと直訴するも、自分が「アベンジャー」のプレイヤーでありユニットであった息子を隔離している事を話します。そのうえで「仕方がない事」とイリヤを諭します。

諦めないイリヤは拘束されているジェフに会いに行き「イドラになった人間を戻す方法はないのか」と質問するも「ない」と即答されてしまう。

そしてイリヤにジェフはイドラの真実を語ります。

 

イドラとは10年前にワシントンDCにいた人間を改造した姿だった。

 

実際に殺さなければいけないイドラは1体だけ。

イドラの王は侵略する星の頂点に立つ生物を兵器に変えるという。ジェフはイドラになった姉を人間に戻すために研究をしていたが成果はなく、今回姉を捕獲できれば何かしら進展すると考えたと話す。

アルカナを提案したのもジェフだった。彼はイドラ化した姉と意識を10年間毎日つないでいたのだ。だがその姉ももういない。

イリヤには会えなくなる前に伝えたい事はきちんと言葉にして伝える事と、今の話は漏れるとイリヤ自身が消されるので絶対に漏らさないようにと忠告します。

 

 

 

イリヤはアンナのもとへ向かい、そこで「絶対に元に戻すので待ってて」と伝えます。この後アンナは人工冬眠システムで凍結されることになる様です。

迎えた凍結される当日、徐々に代謝が停止しアンナは眠りに落ちていきます。成長をすぐそばで見れない事を残念に、イリヤへの思いを心に抱きながら。

これまでの色々な思い出がアンナの脳裏を駆け巡り、意識が無くなっていく。

 

「イリヤ・・・行かないでくれ・・・たのむ」

 

「1人にしないで」

 

感情が昂ったアンナはイドラ化して冬眠装置を破壊してしまう。他のアルカナが止めようとするも、全く歯が立たない。イリヤはイドラ化したアンナを止めるためびリンクを試し、成功する。繋がったアンナは優しくイリヤを抱きしめ何かを伝える。

それを聞いたイリヤはルドルフ司令に「あなたたちには兵器でも自分にはかけがえのない家族」である事を伝え、2人で研究所から逃げ出すのだった。

 

そして1年後。

 

2人はアルカナが派遣されない地域で救助活動をしながら、アメリカ中を旅していた。

小さな町をたくさんの人々をイドラから救っているにも関わらず、対策本部から送られてくる偵察部隊。追手から逃げる生活のためにキャンピングカーを購入し、ふたりぼっちの自由な旅。

そして「無償の愛」こそがこの世で最も強い「絆」であるとの言葉でこの物語は締められる。

 

「ふたりぼっちの戦争」はこれからはじまる。

 

 

 

ふたりぼっち戦争の感想

 

ネタバレ終わり。

こんな感じで、これからの2人の活躍を読者に思わせる終わり方でした。細かい部分で省略している箇所はあるけど。

個人的には面白い漫画だったので全3巻で終わってしまったのは残念。最後は「俺たちの冒険はこれからだ」みたいな感じにも取れるので、もっと色々あったんじゃないかなあと思いを巡らせてしまうところ。

 

作者の肘原えるぼさんは初連載だったようなので、次回作に期待という事で!

 

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ではでは、おしまい。

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